温泉流木 温泉流木ロゴ

サイトマップ

ここは九州の大自然、世界にひとつしかない流木と阿蘇北部にある秘湯との出会い

流木いろいろ

流木は大きく分けて2種類、川で採れる流木と海で採れる流木とに分かれます。
川流木と海流木、それぞれの特徴をご案内いたします。

川流木の特徴

流木の多くは、台風により倒木した木々や伐採された木材が川に落ちて、流れることにより発生します。
山に入ると小川が流れていて、水の溜まり場に木片が漂流していたり、岩に挟まったりしている様子をご覧になったことがあると思います。 それらすべて流木ですが、少し前に落ちた枝などは樹皮も付いていますしまだ生き生きしています。
製品として使う流木は年月を経て水中を漂流し、細胞が活動していない木片です。
樹皮の大半が剥がれ、虫などが付いておらず、水によって腐っておらず、よく研磨された堅いものを収集します。

川流木

さて川流木の特徴は、総じて若い流木が多いと言えます。 それでも、長い間水に練られた流木はとてもしっかりしています。
そして何よりも、淡水で育ったことによりきれいで、収集した場所が清流であれば臭みがありません。
川流木には枝が多く、色が比較的白くキレイです。
ときに、川の流れが形となった芸術品があります。

ちなみにアクアリウムで使用する流木は川流木が基本、そして水に沈む必要があります。 さらに何時間もしっかり煮沸消毒、または水に数か月付け込むなどのアク抜き処理が必要です。
なまじっかな処理では水槽内で腐ってしまい、お魚たちが大変なことになってしまいます。

海流木の特徴

海辺に転がっている海流木は、川から海に流れ出た流木が海岸に打ち上げられたものが大半ですので、 長く水中に漂流していたものです。
したがって、弱い部分はすべて削げ落ちるため、その結果おもしろい形になっているものがあります。 また、小さな穴が無数に空いていることが多いのも特徴です。穴は虫食いが原因ですが、虫が中にいることはありません。
海流木の無数の穴は、1つの味わいにもなっています。

海流木

そして、川流木にあまりない平版や角材の流木があります。これは加工された木材が何らかの原因で海まで流れ出たのでしょう。
釘がささったままのものもあり、砂浜に落ちているとそれもおもしろい光景です。
そのほか、海流木に多いのが竹です。もちろん川にも竹の流木はありますが、たくさん浜に流れ着いていて、 縦半分に割れていたりするものもあります。 

ダムの流木配布

ダムにとって、流木は邪魔なごみでしかありません。
台風や大雨によって大量の流木がダムに押し寄せてたまりますと、ダムの機能に支障をきたしてしまいます。
ダムではたまった流木を回収し、チップにして再利用したり、無料配布を行ってくれるところもあります。
ダムで配布される流木は、カットした丸太や根っこをはじめ、細い枝まで山積みです。 もちろん、倒木して間もない樹皮が付いているものもありますし、腐っているものも含まれます。
ダムの流木配布はありがたい限りです。

温泉流木の流木は?

温泉流木では川流木も海流木も扱い、それぞれの特徴を生かした製品を作成していきます。
年1回くらいのペースでダムの流木を見に行き、よいのがあればいただきます。
製品には、流木だけでなく木の実や葉っぱなど、自然素材を飾りに使用することもあります。
では、流木以外の自然素材について、次はどんぐりを「どんぐりころころ」のページでご紹介いたします。

→「どんぐりころころ」のページへ

ページのトップへ戻る